当ブログは掲載している広告から収益を得ており、その手段の一つとしてフランスの広告配信サービス「The Moneytizer」を利用しています。
その報酬の受け取りはPayPalか銀行振り込みのどちらかなのですが、当初「日本の銀行に振り込んでもらうと海外送金手数料を差し引かれる」という話だったため、私はPayPalでの受け取りを選びました。
実際、日本語で検索して出てくるブログの大半が、当然ながら同様の選択をしていました。
しかし今般、PayPalでの受け取りができなくなりそうな様子です。
「The Moneytizerより重要なお知らせ」
↑こんなタイトルのメールが届いたのが2023年9月21日のこと。
要約すると以下のような内容です。
・PayPalのポリシー変更により、The Moneytizerから広告掲載サイト運営者への収益をPayPalで支払うことが難しくなった。
・そのため、プロフィールを編集して銀行口座の情報を新たに登録してほしい。
・国際送金手数料はThe Moneytizer側が負担するが、受け取りの手数料は各銀行による。
受取手数料というのはちょっと分からないのですが、問題となるのは海外送金手数料(数千円する)なので、ここは素直に銀行口座を登録することにしました。
「どの銀行なら受け取れるのか?」という不安について
さて、多くの人にとってこの「銀行経由の海外送金」というのは未知の領域のようです。
「自分が口座を持っている銀行は海外からの送金を受け取れるのだろうか?」と不安な方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、結論から言うとドルやユーロ建ての受け取りなんか大体の銀行でできます。
私は個人的な趣味で海外通販を利用する際に「クレジットカード決済はできないから〇〇銀行に国際送金してくれ」と言われ、対応したことが複数回ありますが、国内銀行間での銀行振込とは記入する情報が違うだけで、さほど恐れるようなものではありません。
「その情報が分からないんだよ」という話かもしれませんが、それを確認するには自分が口座を持っている銀行のウェブサイトを見てください。
サイト内で探すのが面倒であれば、「銀行名」+「海外からの送金を受け取る」とかでGoogle検索すれば、ほぼ確実に探している情報に辿り着けるはずです。
例:ゆうちょ銀行
では、一例としてゆうちょ銀行のページを見てみましょう。
ゆうちょ銀行は「昔ながらの日本企業的な体質」「口座番号も独自だし避けた方がよさそう」というイメージの方も多いかもしれません。
しかし実際には、当たり前のように海外からの送金の受け取りに対応しています。
→ゆうちょ銀行:お金を受け取るには(外国から日本への送金)
The Moneytizerへの登録が必要な情報は、こちらのページで網羅されています。
ゆうちょ銀行であれば、記入内容としては以下のようになります。
なお、後述しますが自信はありません。
むしろ詳しい人がいたら教えてください。
・口座名義…自分の氏名のローマ字表記
・銀行名…Japan Post Bank
・銀行の住所…3-1, Otemachi 2-chome
・郵便番号…100-8793
・市町村区…Chiyoda-ku, Tokyo
・国…Japan
・IBAN…ゆうちょ銀行総合口座の番号そのまま(他の国内銀行の形式と揃えたものではなく、ゆうちょ銀行独自の形式のままで問題なし)
・SWIFT/BIC…JPPSJPJJIRS
・ネットバンキング「ゆうちょダイレクト」のスクリーンショットを画像ファイルにしてアップロード
なお、ゆうちょ銀行ウェブサイトにて「仲介銀行情報は必ず記載してください」との記載がありますが、The Moneytizerに登録するための情報が不足している(入力必須である中継銀行のIBANが不明)であるため、今回は中継銀行の情報は登録していません。
また、あくまでもこれは私が自己責任において情報を登録したという一例ですので、「これで確実に収益を受け取れる」と胸を張って言えるものではありません。
状況に応じて後日報告しますが、ご参考いただく場合はあくまで自己責任でお願いいたします。
マイナンバー登録必須である点に注意!
最も重要なことですが、日本において国際送金を利用する場合、銀行口座とマイナンバー情報の紐づけが必要であるはずです。
これは最近の話ではなく数年前からそうなっており、受け取りだけでも絶対に必須です。
私の経験した限り、この手続きは平日の窓口が開いている時間に窓口に出向く必要があります(他の手段もあるかもしれません)。
本件とは関係なく、今後は銀行へのマイナンバー登録が促進されるのではないかと思いますので、この機会に銀行にマイナンバーを登録しておくことをおすすめします。
さて、果たして無事収益を受け取ることができるのでしょうか。
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