「医療系の記事は病院等の公式なものでないとGoogleの検索結果に上位表示されにくい」というのは既によく知られた話です。
また、ブログ論として「雑記ブログでもない限り、1つのテーマに沿って更新すべき」とよく言われます。
このあたり実際どうなのか、自分のブログで試してみました。
ブログのメインテーマから意図的に外してみた
このブログは、脱線も多いですが、一応「発達障害ブログ」という体裁をとっています。
しかし、発達障害そのもの、あるいは私の発達障害検査等について書いた記事は、実はさほど多く読まれていません。
闘病記のようなブログを含めて、医療に関するキーワードでPVを伸ばすのはやはり難しいのでしょう。
そこで、私はここしばらく、「対人訓練としての外食」と銘打って、飲食店に関する記事を更新していました。
実のところこれには多少の裏事情があり、外部の協力を得て作成したりもしていたのですが(微妙な文体の違いはリライトで均しています)、ともあれ多少の出費はありつつも、短期間で10記事ほどグルメブログまがいの記事を掲載したことになります。
で、それがブログのアクセスにどのような影響を与えたか?
実際のところ、特に何も変わりませんでした。
トレンドワードの難しさ
多少なりともSEO的な観点を意識はしたものの、やはり同じような記事ばかり更新しているブログと比べると伸びが弱いというのが正直な結果です。
これはある意味当然で、同じネタでブログを書いている人など山ほどいるわけです。
また、それなりのアクセスを集めた記事もあったものの、「それにつられて発達障害関連の記事のアクセスが増加する」という現象も全く見られませんでした。
誰をターゲットにブログを書くか
特に飲食店の限定メニューに関する記事は、長期間に渡ってアクセスを集め続けられるとは言い難いでしょう。
となれば、いくら更新してもトレンドブログやグルメブログには敵わないというのが実情といえそうです。
結局のところ、思い付きで新しい分野の記事を増やしても、当然ながらすぐに何らかの効果が出るわけではないのです。
カップ麺の新製品を食べてブログ記事にしたからといって、ひたすらカップ麺の記事ばかりを上げているブログには絶対に勝てません。
コンビニで気になる新製品を買ってレビューしても、毎日あらゆるコンビニフードの記事を更新しているブログには敵いません。
これはGoogleが重視する専門性・権威性・信頼性の観点からも当然といえるでしょう。
短期間の実験につき、必ずしも正しい分析とは言えませんが、やはりトレンドワードを狙うのであれば、そこに特化した手法を確立する必要があるのだろうと感じました。
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