【在宅派遣の感想】テレワーク派遣社員の体験談

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少し前から派遣の仕事を在宅でやっているのですが、それには株式会社キャスターの「在宅派遣」というサービスを利用しています。
時給制の派遣社員契約でありながら家のパソコンで仕事ができ、出勤の必要がないというものです。
そして実際に働いてみて、子持ちの事務職スタッフとしてのリモートワークのメリットをいろいろと感じたのですが、「在宅派遣 評判」とかで検索しても実際に働いている人のブログ等が出てこないので、今回は個人的に感じたことを記録しておきます。

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在宅派遣との出会い

私がこのサービスの存在を知ったのが、2018年の秋ごろのこと。
「在宅派遣」という言葉で検索すると、大手の派遣会社へのリンクを貼っている広告ブログが出てきたりもしますが、既存の大手派遣会社は在宅の求人などほとんど持っていません。
一方、「在宅派遣」の運営元であるキャスターはTwitter等でもサービスに関する情報を積極的に発信しており、他にもCASTER BIZ、Reworker、bosyuといった先進的なサービスを運営しているので、実際に登録してみました。
→在宅派遣オフィシャルサイト

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登録後の流れ

基本的な流れは通常の派遣会社と同じ。
サービスに登録して履歴書を提出する→派遣会社のスタッフさんと面談→仕事の紹介を受ける→派遣先企業との顔合わせ→採用 という感じです。
この過程でも企業に実際に出向く必要は一切なく完全リモート、全てパソコン上で完結しました。

一番最初のスタッフの方との面談もパソコンを使ったウェブ会議だったのですが、最初から「おお!」とびっくりしたのが、面談してくれたスタッフさん自身も自宅らしき場所で仕事をしているということでした。
この面談で自身の職歴説明や、働ける時間帯等、条件のすり合わせを行いました。

ただ、登録から1ヶ月~2ヶ月程度で決まる人もいるようなのですが(※これは2018年末の話なのでまた状況は変わっているかもしれません)、私は稼働できる時間帯や日数が少なめなこともあってか、仕事が決まるまでに3ヶ月ほどかかってしまいました。
また、経験がある管理部門系事務の仕事を希望していたのですが、法務の求人はたまに出てきたものの、人事や経理は私が登録した時点ではあまり無く、やはり募集が多いのはシステム系のようです。

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仕事の内容

私が実際に採用されたのは、詳細は伏せますが特殊な業界の企業での事務系全般みたいな仕事です。
中身としては、データ入力に見積書作成、社内連絡、ウェブサイト(Wordpress)のちょっとした更新作業に加え、既存業務の可視化・簡略化・マニュアル化など。
専門性こそ高くはないですが、これまでのデスクワークで身につけたスキルの総動員といった感じです。
また、業界特有の予備知識が必要なのですが、それが私の個人的な趣味と直結しており、やりがいも感じています。

在宅勤務のメリット

働き始めて強く感じたのが、在宅であるがゆえの仕事のやりやすさです。
というのも、私は発達障害特性により、会社員時代、業務指示を耳で聞き取ることやそれをメモするのが非常に苦手でした。
また、分からないことを上司に聞くのにも大変緊張してしまい、毎日精神をすり減らしていました。

しかし、在宅派遣の仕事は基本的にチャットワークで業務指示が飛んでくるので、すべてを文字情報で確認することができます。
また、直接顔を合わせているわけではないので、「ここはどういうことですか?こういう理解で大丈夫ですか?」というのも聞きやすいです。

実際に在宅で働いてみると、明らかに会社に通勤するよりも良いパフォーマンスが発揮できていると体感します。
なんせ通勤時間がゼロ秒なので、「うへえ満員電車で疲れた、これから仕事か…」という無用な疲労感とは無縁です。

また、私は独り言が多く、独り言を我慢していると作業の正確性が落ちてしまう傾向があるのですが、家で一人で仕事をするぶんにはどれだけ独り言を発しても文句を言われることはありません。
「ある程度の監視下にある環境でないと集中できない」というタイプの人には向かないかもしれませんが、この働き方は全くもって「仕方なく在宅ワークを選ぶ」というようなものではなく、むしろ積極的に選ぶべきものでは?とさえ思います。

子持ち家庭としては、上の子が風邪をひいて家で過ごしているぐらいなら休むことなく勤務できるというのもメリットの一つです。
当然ながら勤務時間中の家事(子供の世話を含む)は禁止ですが、手がかからない年齢の子供が寝ている様子を横目で見ながら数時間の仕事をこなすぐらいなら可能なので、これはオフィス勤務では絶対にできないことです。
一方、下の子が体調を崩した場合なんかはお休みをいただいてますが、稼働半年できっちり有休がもらえるので、必要に応じて有休も使っています。

パソコンに関してはいわゆるBYOD(Bring Your Own Device、個人所有の機器で仕事をする)のような形になるので、ビジネス使用に耐えうる自前のパソコンとネット回線は必要ですが、セキュリティ面の配慮もありますし、研修(これももちろん在宅)も受けさせてもらえました。
現在は時給として、事務系派遣社員の全国平均ぐらいの金額をいただいており、地方で通勤もなく働くぶんには不満のない待遇です。
私が実際に働いた派遣先はまだ一社だけですが、派遣先は東京の先進的な企業が中心のようですし、業務指示のログが文字として残ることからも、契約内容を逸脱した仕事をさせられるリスクは低いでしょう。

在宅の仕事を探している方へアドバイス

最初に書いた通り、在宅の派遣仕事をネットで探してみると、大手の人材派遣会社が検索結果に上がってきたりします。
ですが、それが文字通りの完全な「在宅ワーク」であることはほとんどなく、リモートワークで派遣社員として仕事をするなら、2019年現在ではキャスターの在宅派遣がほぼ唯一の選択肢になると思います。
なお、検索上位に出てくるブログはただのアフィリエイト広告記事であることが多く、そこで紹介されている派遣会社には在宅勤務の求人など全く無かったので、注意が必要です。

どうもかなり登録人数が増えているらしく、正直企業での事務仕事が未経験の人には厳しいでしょうが、事務職経験がある人であれば、クラウドソーシング等で割に合わない仕事を探すよりも一度こちらを検討してみることをおすすめします。

【追記】
2020年の春に障害者雇用で完全在宅の仕事に採用され、ちょうど派遣契約更新のタイミングだったので、こちらで紹介した在宅派遣の仕事は円満退職しました。
ここでの仕事に限らず、在宅ワークのメリット・デメリットについては別記事でまとめていますので、よろしければこちらもお読みいただければと思います。

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カテゴリー:在宅ワークの話

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