発達障害検査を受けることを決意し、長男の療育の先生に教えてもらった大阪のK診療所を予約したのが2017年、32歳の夏ごろのこと。
その時点で初診待ちの人が100人以上おり、「年内には初診日を入れられると思う」という状況でした。
そして2017年11月のある日、K診療所から「初診日が12月に決まった」という連絡がありました。
2017年12月のある日、私は初めてK診療所を訪れました。
まず、最初にいろいろな質問が書かれた用紙を記入するよう言われました。
このときは緊張しており、一体何をやらされているのか、という部分に注意がいかなかったので、これがK診療所のオリジナルの質問用紙だったのか、あるいは広く普及しているものなのかは分かりません。
内容としては、出生時の健康状態や、小さい頃にどんな子供だったかということ、そしてネット上でよくある「大人の発達障害セルフチェック」で見たものに近い質問だったと記憶しています。
その後、医師の先生と話しました。
記入した質問用紙を見ながら、成長する過程でどのようなことに困ったか、幼少期から現在に至るまで継続して困っていることはないか質問されます。
私は、このブログにこれまで書いてきた幼少期から学生時代にかけての話や、会社員として働き始めてからの話をかいつまんで伝えました。
そして、一通り話し終わると、先生の口から「うん、これは検査を受けてみるのがよさそうですね」という言葉が出てきました。
どうやら、この時点で何もなさそうであれば、検査を受けることを勧めない場合もあるようです。
本当に検査を受ける必要があるのかというスクリーニングの結果、私は何かしらの障害を抱えている可能性があると判断された模様でした。
そして、検査のスケジュールの説明を受けました。
検査は1回あたり1時間~2時間程度で、臨床心理士が検査を実施する。
また、複数の検査を受ける必要があるため、計4回の通院が必要であり、検査は1週間に1回ペースで行うとのことでした。
私の本格的な発達障害検査は、年明けの2018年1月からスタートすることに決定しました。
私はこの時点で休職中でしたので、スケジュール調整には困りませんでしたが、働いている人だと日程調整が大変だろうな、と感じました。
初診の時点で詳細な検査が始まる病院もあるようですが、私が行ったK診療所では、初診時に改めて検査日を予約する、というやり方でした。
そして、このとき「MSPA事前アンケート」というものを渡されました。
「幼少時をよく知る人に当時の様子を記入してもらう」というものです。
私は、年末年始に実家に帰省するついでに、母に渡して記入してもらうことにしました。
しかし、このMSPA事前アンケートが、思わぬ形で私と母の関係に亀裂を入れることになります。
続きはこちら↓

【発達障害検査に関する他の記事はこちらから】
→カテゴリー:私の発達障害検査の話
コメント