30代妻子持ち、改善しない鬱病、そして退職

2018年1月、私は4週間に渡り、発達障害の専門医院であるK診療所で発達障害検査を受けました。
それと並行して、鬱病の治療のため、会社に紹介されたT心療内科にも通院していました。
しかし、鬱症状が改善する兆しはなく、2月にもなると既に休職期間は5ヶ月目に突入していました。

この時点で私は、自分の鬱の最大の原因を薄々自覚していました。
「サラリーマンとして毎日会社に通い、苦手な仕事に取り組むこと」そのものです。
休職していても、「もし元気になったらまた会社に行かないといけない」という恐怖が鬱の改善を妨げていたのです。

しかし、自分は妻子ある身で一家の大黒柱。
その立場もあって、私は「絶対に復帰して仕事に戻らなければならない」と考えていました。

ところが、妻が私にこう言いました。
「私が正社員で働きに出るから家のことしてくれない?」と。

妻は私より少し年下で、このとき20代後半。
以前に少し書きましたが、彼女とは大学の音楽サークルで出会い、そのまま交際を続けて結婚しました。

よく自分みたいなのが結婚してもらえたな、という話
このブログでは、これまで時系列順に自分の過去の話を書いてきましたが、今回は妻との事を書いてみようと思います。 妻とは交際当時から、基本的にいい関係が維持できていると思っています。 しかし、私の鬱の悪化により、普通なら確実に振られるであろ...

その妻ですが、新卒で営業職として就職した会社がブラック気味だったこともあり、長男が産まれた後に退職。
専業主婦、パートタイムの仕事等を経て、次男が産まれてからはパソコンで在宅ワークの仕事(業務委託の、いわゆる赤ペン先生的なもの)をしていました。
しかし、私に発達障害の疑いが出てきたうえ、復職の目処も立たないことから、妻は本格的に正社員として再就職するために動いていたのです。

ちなみに妻が職探しで使ったのは、以前私も利用したリクルートエージェントでした。
その際の話を聞いて実感したのですが、やはり営業経験者向けの求人って数が桁違いに多いんですね。

【実際に使った感想】転職エージェント5社の利用経験談
「転職エージェントの評判は?〇社を徹底比較!」みたいな記事を書いているブログは山ほどありますが、実のところブログの運営者が実際に利用したわけではないものがほとんどです。 そのうえ、どんなにダメな転職エージェントでも全力で叩かれていることは...

私は総務職ということもあり、転職活動をするにも求人自体が少なかったので、面接にこぎ着けるまでに1ヶ月、転職先が決まるまでには3ヶ月ほどかかりました(実際、転職活動の期間は3ヶ月が目安とよく言われています)。
しかし、妻は転職エージェントに登録してすぐに20件以上の求人紹介を受け、数日後には複数の書類選考を通過。
そしてなんと1ヶ月もかからずに内定を獲得してしまいました。

大手のエージェントは紹介求人の数が多いだけで質が低い、みたいな話も聞きますが、もう少し規模の小さいエージェントに登録しようとしたときは門前払い状態でしたので、私や妻にはリクルートエージェントが合っていたのでしょう。
妻は資格も色々持っていて、正直お金を稼ぐ才能は私よりよっぽどあるのです。

さて、妻が正社員として春から働くとなれば、子供の幼稚園の送迎等は当然私の役目になります。
2度の転職の末にたどり着いた3社目の会社は待遇は非常によかったので、復帰できないままやめるのは勿体ない気もしましたが、私はこのとき、妻の就業にあわせて自己都合で退職することを決意したのでした。

まさか自分が「正社員の身分を捨てて主夫になる」という生き方を選択する日がくるとは思ってもみませんでした。
「人生何があるか分からない」を最も強く感じた出来事でした。

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【発達障害検査】5週目 MSPA(全検査終了)
2018年2月中旬のある日、私は「大人の発達障害」の検査の5回目を受けました。 この日は、前回の4回目の検査で終わるはずが時間の都合で終わらなかった、MSPAの続きでした。

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カテゴリー:会社員時代の話

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