【鬱病のあなたへ】好きな髪型・服装で過ごそう

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3社目の会社を退職し、職を失った数日後、私は思い立って頭をモヒカンにしました。
一時期流行ってすっかり定着しているソフトモヒカンではなく、ビジネスマンによくいるツーブロックでもなく、パンクロックの人がやっているようなガチのモヒカンです。
普段は横に寝かせていますが、私の場合、この髪型がメンタル的に非常に良い方向に作用しました。

私は大学生の頃にも、結構長い期間髪型をモヒカンにしていました。

発達障害の過去話・大学編 初めての鬱病
私は高校時代の得意科目と将来の夢から、近畿地方のとある大学の法学部を受験し、無事現役合格しました。 初めての一人暮らしには不安も大きかったですが、土地柄か社交的な人が多く、自分から話しかけるのが苦手な自分にも友人ができましたし、入部した音楽...

もちろん自己表現というか、学生のうちに尖ったファッションをしておきたいというのもあったんですが、実はそれ以外にも理由がありました。

私には10代の頃から「ストレスがたまると自分の髪の毛を抜いてしまう」という癖がありました。
いわゆる抜毛症です。
一番ひどかったのが就職後、新卒2年目に鬱を発症したときで、鏡の前で毛抜きを使ってまで側頭部の髪の毛を抜きまくるほどの状態でした。

しかし、そこまで酷い精神状態でなければ、抜毛は簡単に防ぐことができます。
指でつまむことができないぐらいの短髪にしたらいいわけです。要は丸坊主ですね。
アトピー性皮膚炎を患う私にとって、髪を短くするのは頭皮のアトピーを緩和するうえでも効果があります。

で、大学生のときは単に「坊主にするのも芸がないな」と思ってモヒカンにしていたのですが、思わぬ効果として、好きな髪型で過ごすこと、というか誰にも気兼ねせず好きな格好をして過ごすことは、精神衛生上とても大きなメリットがあると考えるようになりました。
心療内科にかかったことがある人や、身近にそういう人がいる方なら分かると思うのですが、メンタルを病んでいる人は服装に全く気を使っていないケースも多い一方、かなり奇抜な服装や髪色をしている人もけっこう見かけます。
大量にピアスを開けていたり、ピンクや緑等、派手な色に髪を染めていたり、中にはタトゥーを入れている人もいます。

奇抜な格好にはデメリットがたくさんあります。
選べる仕事の幅は狭まるし、見た目で先入観を持たれて敬遠されることも多いです。
正直、気軽に人におすすめできることではありません。

しかし、自分が好きな格好をしているだけで自信が持てて、心が前向きになるんですよね。
また、私の場合、奇抜な格好に手を出すと、人生の一旦リセットというか開き直って生きることができるようになったので、小さなことで悩んでいたのがバカバカしくなりました。

当然、これは会社勤めの人には簡単にはできないことですし、マイナスも大きいです。ある種の自己責任です。
でも、もしストレスに押しつぶされそうになったとき、可能ならば今までチャレンジしたことがないような髪型や服装を試してみてほしいと思います。
見た目をガラッと変えると心機一転できていいですよ。

コメント

  1. 匿名 より:

    自分も気分障害を抱えていますが、挑戦して見たくなりました。
    ありがとうございます。

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