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【海外企業の在宅ワーク】LIONBRIDGEに申し込んでみた話

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新しい在宅バイトを探していたところ見つけた、アメリカのLIONBRIDGEという企業の仕事。
できるなら「LIONBRIDGEのバイトに受かるまで」みたいなタイトルで書きたかったですが、残念ながら私は採用試験に合格することができず、採用はされませんでした。
ただ、仕事の内容や試験でどんな問題が出たか等はあまり書けないものの、ネット上にあまり情報がないので、書ける範囲で経緯を書き残しておこうと思います。

【※注意】
本記事の内容は基本的に2018年秋時点での情報である点にご留意ください。
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LIONBRIDGEとの出会い

私は定期的に在宅ワークの仕事を探しているのですが、ある日、某アルバイト求人サイトで「英語スキルを活かせる」「インターネット広告の評価」という時給1900円(!)の求人を見つけました。
聞き慣れない海外企業ということもあり、少し不安はありましたが、なかなか見ない高時給につられて応募ボタンをクリック。
中学生のときに取った英検2級以降、TOEICやTOEFLといった英語力の指標になるような試験を受けずにきてしまった身として、ちょっとした力試しにもなるかな?という考えもありました。

しかし、これは軽い気持ちで申し込んでいいような仕事ではありませんでした。

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選考のハードルはかなり高い

応募したその日のうちに、LIONBRIDGE社から全て英文のメールが届きました。
そう、全てのやり取りは英語で行われるのです。
「これバイト探しのサイトに掲載するような求人か?」という気もしましたが、同時期に転職サイト等にも掲載されており、募集の際には幅広く求人広告を出しているようです。

最初のメールの内容は、「インターネット検索の結果に表示される広告が適切なものかを判断・評価する」という仕事内容の簡単な説明と、申し込みフォームへの入力指示でした。
このフォームに、氏名や年齢、資格、学歴、そしてこれまでの職務経歴を簡単に入力する必要がありました。
くどいですが当然この入力も全部英語なので、軽い気持ちで応募した人は、おそらくここで脱落するのでしょう。

このフォームに各項目を入力して送信。
この後、しばらく返信を待つ必要があるケースもあるようですが、私の場合はその日のうちに新たなメールが届きました。
その内容は、「あなたを候補者と認めたのでWordで履歴書を作って送ってください」というものでした。

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英文履歴書の作成

私は外資系企業の経験が全く無く、英文履歴書は初めてだったものの、色々調べながら丸一日かけてなんとか書き上げました。
ちなみに、いくつか見た中で一番参考になったのはマンパワーグループのサイトです。
他の似たようなサイトと比べてかなり的確な内容なのでおすすめです。

すると翌日には「あなたを今回の求人に適した人材であると認めます」という趣旨のメールが届きました。
そのメールには契約上の規約や、詳しい業務内容が添付されており、雇用契約ではなく業務委託になるため、所得税等の支払いは自分で確定申告する必要があることにも触れられていました。

オンラインテスト

実際に採用されるためには、業務用に新たなGmailアドレスを取得したうえ、オンライン上で実施する試験に10日以内に合格しなければならないとのことでした。
試験のためのeラーニングの教材も用意されており、私は約1週間、空いた時間を使って勉強し、オンライン試験に臨みました。

オチは最初に書いたとおりです。
残念ながら不合格でした。
結構手間も時間もかけたんだけどな…というのが正直なところですが、はっきり言って私にはかなり難しい内容だったので、仕方ありません。

この選考過程で必要な英語力は、基本的には読み書きがメインですので、英会話が得意でなくとも、受験英語をきっちりやっていた人なら(多少Google翻訳の助けも借りつつ)問題なく進めることができると思います。
私はセンター試験で197点をとったぐらいには真面目に英語をやっていたので、英語自体はあまり苦になりませんでした。
ただ、仮にこの試験が日本語で実施されていても合格はできなかったと思うぐらい、私にとっては中身の難易度が高かったです。
試験対策としてはeラーニングをきっちりやるしかないと思いますが、試験本番で初めて見た問題もありましたので、それにその場で対応できるかが合否の分かれ道でしょうか。

というわけで、応募から約2週間、残念ながら時給1900円は逃してしまいました。
今調べてみたところ、この記事を書いている2018年11月12日時点で、同じ求人がまだオープンになっているようです。
在宅ワークでなくとも時給1900円というのは魅力的ですし、英語に自信があって勤務時間の短い仕事を探している人はチャレンジしてみてはいかがかと思います。

以下、選考終了後の出来事を追記

【2018年12月追記】
この記事を書いた数日後、「もう一回試験受けられるけどどうする?」という案内が届きました。
前回このために取得したGmailアドレスは使用不可(しかもアドレス作成のルールがガラッと変わっている!)ということで、新たにメールアドレスを取得し、再試験を受けることができました。
再試験では最初の試験と同じ問題も一部出ましたが、ええ、また不合格でしたよ。

【2019年2月さらに追記】
広告審査とは違う仕事の打診がありました。
しかし、メールに気付かず返信が遅れた結果、「応募者多数で打ち切った」と言われてしまいました。
いつ連絡があるかわからないですが、声がかかったらすぐに応募するのがよさそうです。

【2019年5月またまた追記】
また別の仕事のオファーが届いたので、今回は大急ぎで返信しました。
すると、その過程で、2月にオファーのあった仕事が不採用ではなく「IN PROCESS(選考中)」となっていたことが判明。
結果、今回のオファーは無しとなり、代わりに2月にオファーされていた仕事について試験を受けることになりました。

ところが、試験を受けるために渡された資料が300ページという大ボリューム!
ちょうどこの時期に時給1,500円で在宅の派遣仕事を始めた自分としては「そこまで面倒なことする必要あるか?」という心境になってしまい、LIONBRIDGEに「今後はもう連絡いただかなくて結構です」という趣旨のメールを送信しました。

なんだかんだで何も残りませんでしたが、鈍っていた英語力を多少なりとも復活させることができたので、まあ無駄ではなかったと思うことにします。
こんなオチで申し訳ない。

コメント

  1. 匿名 より:

    むしろオチも含めて大変有用な情報でした。
    ありがとうございました。

  2. kthg より:

    約款に関するメールが届いた後は、試験に関するメールが届くまで待つ必要があるのでしょうか?

    • ypk より:

      なにぶん結構前の話なので記憶が定かでなく、最初に試験を受けたときと2回目のときのごく短期間でも手順がけっこう違ったので、ちょっとそのあたりはご回答ができずすみません。
      海外企業ということもあり、正直説明が足りないと感じる部分は多かったので、「不明点があるならすぐに聞く」というスタンスで質問するのがよいかとは思います。
      ご質問への答えになっておらず申し訳ないです。

  3. わと より:

    有益な記事をありがとうございます。本当に大変参考になります。

  4. こばやし より:

    以前、lionbridge の別プロジェクトで在宅バイトを2年間ほど経験しました。
    まず、採用試験が根気のいる内容でした。(完了までの期限は1週間)
    PDFでテキストを渡され、(全部英語)「テキストを見て回答していいですよ」と言われましたが、たしか300ページほどのボリュームがあり、うへぁっとなった思い出があります。
    そして、オンラインのビデオトレーニング的なのをいくつか見て本番に挑みますが、テキストのどの部分に試験問題に該当する部分があるのか、PDFの検索機能をフル活用して探して回答します。
    問題数も結構あったような気がします。(70問とか…)
    ゆっくり、落ち着いて回答をテキストから探して数日間かけて完了。
    1週間以内に合否連絡があったような。
    この試験が業務の基本トレーニングを兼ねているようですね。
    試験のテキストはそのまま業務にマニュアルとして使用してました。
    その後、銀行口座情報や業務に使用するシステムのDL等、応募から実際にお仕事を開始するまで1ヶ月以上かかった気がします。
    あと、お給金ですが働いた月の翌々月に振り込まれるので、最初のお給料が待ち遠しかったですね。
    業務に関してはLionbridgeの担当者の方がたまたま日系の方で日本語でのやり取りも可能だった為、業務上のコミュニケーションは楽だったです。

  5. ゆまゆま より:

    はじめまして。TELUS(旧Lionbridge)のポジションに応募し、もうすぐ試験情報が送られてくる予定なのですが、よくわからずどういった感じなのか不安で調べていてたどり着きました。在宅専門の派遣会社というのも初めて知り、情報を友人と共有させていただきました。

    • ypk より:

      はじめまして。コメントありがとうございます。

      現在は業務がTELUS Internationalになっているのですね、さっき調べて知りました。
      当時と変わっていることも多い可能性がありますが、少しでも何かのご参考になれば嬉しいです。

      在宅派遣に関しては、コロナ禍より前の話ですので、これまたあまり参考にならないかもしれません。
      当時より応募者は格段に増えているでしょうし、でもそれ以上に求人も増えていればラッキーかも…という感じです。
      ともあれ、よいお仕事が見つかるようお祈りしております。

  6. 匿名 より:

    有益な情報ありがとうございます,トライアルの資料あった?ことを見落としていました。求人はいろいろなパターン フルタイムから1日を拝見しました・・興味津々です。

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