【インフルエンサーに騙されないで】ブログで稼ぎたい鬱病・発達障害の方へ

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当サイトは広告収益によって運営しており、ページ内のリンクにアフィリエイト広告を含みます。

転職を繰り返した末に3社目の会社を退職し、私が会社員の身分を失ってから1年が経ちました。
その間、鬱が悪化していた時期には闘病経験者の方のブログを読んで勇気をもらいましたし、発達障害に関しても、見ず知らずの人が書いているブログから多くの情報を得ることができました。
しかし、冷静になって改めて考えると、良いブログばかりでなく鵜呑みにするのは危ないブログもちょこちょこあったので、今回は個人的な見解として注意すべきメンタル系ブログについて書き残しておこうと思います。

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ブログ収益化の自分ルール

私自身、このブログを含む複数のブログを運営し、少額ですが収益を得ています。
ただし、その収益化手段としては、あくまでも「アドセンス広告」と、「実際に自分が購入した or 比較検討した商品等を紹介するアフィリエイトリンク」に限定するというルールを自身に課しています。

【私がブログで稼いでいる具体的な方法についてはこちら↓】

【ブログ収益化の仕組み】発達障害がブログでお金を稼いでいる方法
発達障害当事者にとって、家から出ずに在宅でお金を稼げることは一つの理想といえます。 その手段の一つになるのが「ブログで稼ぐ」というものです。 しかし、私はこのブログの開設以前も含めて長年ブログをやってきたにもかかわらず、実は「ブログから利益...

個人的に重視しているのが、「情報発信のついでに収益が発生すれば嬉しいな」程度のスタンスを貫くことです。
なので、本当に良いと思ったものについては金銭的な何らメリットがなくても書いています。
例えば、カレンダーアプリのTimeTreeについて書いた記事は純然たるおすすめアプリ紹介であり、貼り付けたリンクを経由してアプリがダウンロードされても、私には一銭も入ってきません。

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「金になりさえすればいい」というブロガーの存在

一方、世の中には完全に金儲けのためにブログを書いている人たちが山ほど存在します。

分かりやすいところで言えば、芸能人のネット上の噂をかき集めた「〇〇って誰?学歴は?恋人は?調べてみました!いかがでしたか?」みたいな粗製乱造のトレンドアフィリエイトブログ。
何の中身もないこの手のゴシップ記事は本当に検索の邪魔でしかないと思うのですが、うまく当たれば爆発的なアクセスになり、多くの広告収入が稼げるようです。

また、人の見た目を必要以上に醜悪に表現したいわゆる「コンプレックス広告」で読者を誘引しているサイトも、金目当てブログの一種と言えます。
「目の下のブヨブヨ」とか「シミの漂白剤」とか「ドブ臭い口臭」とか「脂肪便」、何でもかんでも「冷蔵庫のアレ」「伊東家の裏ワザ」「ニベア」で一発で解決する(※実際にはこれらは一切関係ない)クソみたいな広告のリンク先です。
あの薬機法違反としか思えないうえに他社商標を侵害していそうなケースすらザラにある広告が放置されているのが本当に謎なのですが、これらはアフィリエイト広告となっており、そこから化粧品等が売れればブログ運営者の利益になります。

そして、ネット上の話題にアンテナを張っている人であれば、オンラインサロンにまつわる騒動をご存知の方も多いと思います。
イケダハヤト等の発信を鵜呑みにし、その手法を模倣する界隈の胡散臭さはもはや多くの人が知るところですが、それでも相変わらず一定数の信者が存在します。
そんな魍魎跋扈の裏側を抉る吉川ばんび氏による文春記事が話題となり、「プロブロガー」や「インフルエンサー」と称する連中が口八丁で貧困層を餌にする構造が浮き彫りになりました。

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「うつブロガー」みたいなのを信じていいか?

さて、本題です。
私がそうだったように、このブログを読んでくださっている方も、「うつ病 退職」や「鬱 仕事 辞めたい」のようなキーワードでネット検索した経験があることと思います。
そんな境遇において、一部のブロガーによる「今は個人がネットで稼げる時代!」「メンタルがやられてもフリーランスで独立!」「ノーストレスで会社員時代より稼げるようになった!」という誘い文句はとても魅力的です。

しかし、ブログでメンタルヘルス系の内容を綴っている人の中にも、先述の完全に金稼ぎ目当てでブログをやっている一派がいることを頭に入れておく必要があります。
そのようなブログを書いている人物が精神疾患を患っているのは事実だとしても、以下のような内容で情報発信をしていたら、果たして信頼に足りるでしょうか?

・「とにかく仕事を変えるのが一番!」と煽り、利用したこともない転職サイトに誘導する
・効果の証明されていないサプリメントを「元気が出る」「やる気が湧いてくる」などと薬機法(旧薬事法)違反の表現で紹介する
・ろくに投資の知識もないのに「これで人生大逆転だ!」とFXや仮想通貨取引に登録させる

このようなブログの発信内容は、手を変え品を変えてアフィリエイトの紹介料を稼いでいるだけに過ぎません。
このような良識を欠いた連中の言うことを真に受けて本当に大丈夫だと思いますか?

SNSの発達障害界隈の危なさ

このようなパターンに加え、Twitterでフォロワーの多い発達障害当事者の中には、何の資格もないにもかかわらず有料で発達障害相談を受けているという人物さえ存在します。
藁にもすがりたい思いだからといって、実際に会ったこともない素人に、文章だけで発達障害を判断してもらえるわけがありません。
もちろん有資格者がやっているケースも知っていますが、以前Twitterで私に突っかかってきた無資格の人物は、炎上しそうな表現を選んで反対意見にマウンティングするツイートを繰り返しており、まさに「稼ぐための炎上マーケティングが第一、発信する情報の中身は二の次」という感じでした。

甘い言葉にご用心

心が弱っているときに「会社を辞めても大丈夫!今は誰でも稼げる時代!」と言われたら、フラッと感化されそうになるのは当然のことです。
しかし、会社員が務まらないうえ、何の特殊技能もないのにフリーランスとして食べていけるのは、良識を捨てて汚い金儲けに一点集中できる人だけだと思っておくべきでしょう。
全ての人がそうではないにせよ、自衛のために最低限その認識は必要です。

私は幸いにもある程度元気になり、在宅で雇用されて仕事ができるようになりましたが、フリーより雇われの方が自分には遥かに向いていたんだと痛感しています。

【発達障害の仕事探し】障害者雇用のおすすめ転職エージェント
当ブログではこれまでにも、発達障害と診断された私自身の経験を元に、様々な転職支援サービスを紹介してきました。 今回はそれに加えて、友人・知人からの評判を含め、おすすめしたい転職エージェントをまとめてみました。 昨今の急速なテレワークの普及に...

別に「私はあいつらとは違いますよ!信じて!」と言うつもりはありません。
私自身にしても、見る人によっては「ブログで小銭を稼いでる一味」と映るでしょう。
ですが、私は生きるのが精一杯の人の心の弱みにつけ込み、ゴミを売りつけて金稼ぎするような奴らと同じところに落ちることだけは絶対にしたくないと思っていますし、そういう連中に引っかかる被害者が少しでも減ることを心から願っています。

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