人と話す練習のために時々外食しようシリーズ。
毎度のごとく、かつやの限定メニューです。
「そろそろコーンフレークカツ丼が来ないかな」と思っていましたが、今回のメニューはタレカツでした。
【※前回の限定メニューはこちら↓】

今回のタレカツは豚ロースカツ
過去にかつやで販売されたメニューにもタレカツはありましたが、ささみのチキンカツだったんですよね。
私はアレがどうもあまり好きではありませんでした。
そもそも新潟の「タレカツ」はトンカツのはずで、「知らずに頼んでチキンカツが出てきたら肩透かしでは?」とさえ思っていました。
それに対し、今回は豚ロースを使ったタレカツとなっており、個人的にはそれだけで期待大でした。
ここ最近のかつや限定メニューと同じく、今回も合い盛りで、タレカツに組み合わせられるのは牛焼肉です。
なんか似てるのが少し前にあった気がする
しかし、「カツと牛焼肉」というのは当然鉄板の美味しさだろうとは思うものの、何やら既視感がありました。
そう、今年2月の限定メニュー「牛カツと牛焼肉の合い盛り」です。

うーん、ネタ切れなのだろうか…ちょっと安直なような…
いや、もちろん頻繁においしい限定メニューを開発して提供するのが大変なことは理解しているのですが、なんかちょっと味が想像できてしまう気もします。
などと考えていたら出てきたのがこちら。
通常のカツ丼に乗っているトンカツよりも小ぶりなカツが真ん中で2つに切られた2切れ。
(※1切れは牛焼肉に埋もれて見えていません)
そして、甘めのタレが効いた牛焼肉と玉ネギが乗っています。
奥に見えるのは千切りキャベツです。
美味しいけど惜しい
で、食べてみた感想。
タレカツだけで食べたい。
いや、このタレカツ自体はかなり良いんです。
また、牛焼肉も柔らかく、玉ねぎの甘味とニンニクの風味もあいまってごはんが進みます。
しかし、これがお互いに良くない影響を及ぼしている。
タレカツのタレというのはしっかりした味付けではあるものの、だしの風味が前面に出た味わいで、決して大味ではありません。
肉そのもののうまみを引き出して味わうのに適したタレと言えます。
ところが、牛焼肉の濃厚なタレがタレカツの素朴な味を完全に浸食しており、「せっかくのタレカツなのに」感が否めないのはかなり残念でした。
もちろん焼肉のタレが染みたカツも美味しかったですが、これが合い盛りではない豚ロースのタレカツ単品、あるいは「牛焼肉丼」でもリピートしたいぐらいの逸品だったのではないかと思います。
この相性の悪さはちょっと低評価です。
個人的には、多少値段が上がってしまってもこの「豚のタレカツがドカンと乗った丼」であれば是非食べたいので、またいずれそのような形で限定メニュー化してほしいと感じました。
【※この次の限定メニューはこちら↓】

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