【発達障害転職記⑦】DIエージェントを利用してみた

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私は発達障害(ASD:自閉症スペクトラム)の診断を受け、2019年12月、精神障害者福祉手帳を取得しました。
その申請手続き中であった11月ごろから、障害者向けの転職エージェントを中心に障害者雇用の仕事を探し始めたのですが、田舎ではやはりなかなか良い求人がなく、在宅勤務可能な仕事の選考も思うように進みません。
そんな折、DI(ディーアイ)エージェントという障害者向け転職エージェントの存在を偶然知りました。

※おすすめの転職エージェントサービスについては別記事で新たにまとめましたので、よろしければこちらもご覧ください。↓

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登録から面談日時の決定まで

このDIエージェントを知ったのは、2020年になって間もないタイミングのこと。
興味本位で調べてみると、どうやら以前は首都圏限定のサービスだったようなのですが、ちょうどツイッターの公式アカウントから「2020年1月8日付で大阪営業所がオープン、関西圏にも対応」という情報が発信されていました。

以前の記事で書いた通り、私は複数の転職エージェントを比較検討したものの、自分が住んでいる地域では利用できるものが少ないのが現状でした。

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障害者手帳の申請手続きをし、交付を待っている間、「実際のところ自分が使えそうな障害者向けの求人サイトはどんなものがあるんだろう?」と思い、下調べのためにいろいろと見てみました。 今回は、調べてみた各サービスを自分用のメモを兼ねてまとめておく...

このDIエージェントを運営している株式会社D&Iは、2010年に設立された東京の企業で、障害者雇用専門の求人サイト「BABナビ」や、就労移行支援事業「ワークイズ」といったサービスを運営しているとのこと。
このDIエージェントも、以前は「BABナビエージェント」という名称だったようです。

ネット上にサービスの評判があまり見当たらず、私自身この会社のことは知らなかったのですが、企業ウェブサイト等の記載内容から障害者の在宅雇用支援にも力を入れていることが伺えました。
関西の場合、在宅雇用でない場合の勤務地は基本的に大阪・兵庫・京都ということで、私の住む県での求人は無さそうだったのですが、タイミング的に何かの縁を感じたこともあり、ダメ元でここにも登録してみることにしたのです。

最初の登録フォームで入力する項目はあまり多くなく、登録の申し込み自体はすぐに終了します。
この申し込みが完了後、希望する条件や過去の職務経験等を入力する「プロフィールシート」という画面にアクセスできるようになります。
プロフィールシートに入力する項目は、障害により配慮してほしい事項や、過去の職歴WordやExcelのスキルなどで、これは他のエージェントとあまり変わらない部分です。

これらを入力すると、担当のキャリアアドバイザーさん(今回は大阪ではなく東京の方でした)から電話がかかってきました。
その電話での聞き取りに答えた後、メールで履歴書と職務経歴書を送信し、登録関係の作業は完了です。
そして、WEB会議か電話で面談したいとのことで、日程調整の結果、今回はWEB面談となりました。

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面談当日の流れ

面談当日、「過去の職歴と障害についての詳細を説明する」という流れは他の障害者向け転職エージェントと同様でしたが、DIエージェントはやはり在宅勤務の促進にも力を入れているそうで、テレワークの実績がない企業向けに「障害者を在宅のテレワークで雇用する」という枠組みを導入するコンサルティングもしている、という話を聞くことができました。
在宅での就労を希望する障害者は多いらしく、競争率は高そうですが、私は実際に2年間リモートで仕事を続けており、通勤するよりも在宅で働く方が高いパフォーマンスを発揮できる自信もあるので、その経験も含めてアドバンテージになればいいな、と思います。

また、「適性に合う働き方さえできれば長期就労は可能である」というアピールのために、過去の退職理由はしっかり肉付けして説明できるよう準備した方がよいというアドバイスをもらいました。
ざっくり要約すると、「『職場の環境が合わず、メンタルをやられて退職した』というのは発達障害の二次障害としてよく見られるものなので、理由さえ説明できればそれ自体は大きなマイナスにならないが、そこで担当業務の変更や配置転換を希望して働き続けようとしたのか、自分から何か変えようとすることなく退職したのかでは採用する側の心証がかなり違う」ということです。
これはあまり意識したことがなかった点なので、このアドバイスだけでも登録してよかったと感じました。

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紹介された求人

私の職歴によるものか、あるいはまだ近畿圏の求人がそこまで多くないのか、この面談の後、実際に求人を紹介してもらえるまでは3週間ぐらいかかりました。
正直言うと、求人紹介にこれほど時間がかかる転職エージェントはあまりないと思うのですが、待ったかいあって他の転職エージェントでは見たことがない、自分の職歴と驚くほどマッチした在宅求人を見せてもらうことができましたので、今実際に応募しているところです(※本記事はこのタイミングで公開しました)。

まだ紹介を受けたのは1件ですが、他の転職エージェントで紹介を受けた求人を進めつつ、こちらでも様子を見ていこうと思います。

【2020年3月追記】
こちらで紹介された求人で内定が出ました!

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【追記】おすすめの転職エージェントについて

今回の転職で使ったものに加え、おすすめの転職エージェントサービスについてまとめた記事を別途作成しましたので、よろしければこちらも参考にしていただければと思います。

【発達障害の仕事探し】障害者雇用のおすすめ転職エージェント
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