【発達障害】進研ゼミ「チャレンジ1ねんせい」の正直な感想

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我が家の長男(広汎性発達障害グレーゾーン)は、この4月から小学生になります。
進学先は近所の公立小学校です。
そんな彼ですが、少し前から販促DVDやテレビCM等を見て「チャレンジやりたい!」と言っていたので、学習意欲を育てるほうに働く可能性があるなら…と、新1年生向け教材であるチャレンジ1ねんせい「入学直前!学習準備ボックス」を注文してみました。
年末に届いてから1ヶ月ほど経過しましたので、今回は入会を迷っている方の参考になればと思い、いくつか気になったポイントを書き残しておこうと思います。

【※この記事について】
よくある「申し込みはこちらから!」みたいなリンクを含んだブログは、その大半が「リンク経由でブログ読者が契約することによってブログ管理人に報酬が発生するアフィリエイト広告記事」です。
検索で出てくる「うちの子がチャレンジを始めました!」的なブログ記事も多くがアフィリエイトであり、悪いことはほとんど書かれていません。
正直に言えば、私もこの記事にアフィリエイト広告を載せたかったのですが、ぶっちゃけ当ブログはベネッセ側の審査で落とされたので、この記事では本筋とは関係ないベネッセ社への文句も含め、思ったままを書いています。
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ベネッセコーポレーションへの不信感

さっそく本題から逸れますが、2014年に発覚したベネッセ個人情報流出事件を覚えていますでしょうか?
これは3,504万件という大規模な個人情報漏洩で、我が家も当時、お詫びとして500円分の金券を受け取った世帯のひとつです。

また、2019年の12月、公平性に重大な問題があったこと等から実施直前に見送りとなった大学入試改革において、文部科学省との癒着疑惑さえ報じられたのもベネッセです。
これらの理由から、個人的にベネッセにはかなり強い不信感があります。

とはいえ、進研ゼミ全体として100万人単位の会員数を擁し、一民間企業でありながら(模試どころか)大学入試そのものに食い込めるほど教育事業に精通しているのも事実。
これまでのユーザーの延べ人数は相当なものでしょうし、積み重ねた学習支援ノウハウ自体は信頼に足るでしょうから、今回は上記の不満は飲み込むことにしました。

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タブレット付きを選ぶかどうか

現在、小学生向けの「進研ゼミ 小学講座」は、従来通りの紙での学習を基本とした「チャレンジ」と、タブレットを利用する「チャレンジ タッチ」に分かれています。
→進研ゼミ小学講座 オフィシャルサイト

で、チャレンジ1ねんせいの場合、紙の方の「チャレンジ」を選んでも「チャレンジ スタートナビ」という小さい学習用タブレットみたいなやつがついてきます。

この「チャレンジ」と「チャレンジタッチ」、入会時期にもよるのかもしれませんし、学年によってはタブレットの返却が条件になっていたりするようなんですが、12月の申込み時点では月額受講費は同じでした。
我が家では今回、長男に「筆圧が弱いので、就学に向けて紙に書く練習が必要なのでは?」という懸念点があったこともあり、2つのうちから紙教材の「チャレンジ」を選択したのです。
実際のところ、「紙の方のチャレンジでも小さいタブレットついてくるんだからそっちでいいか」とやや安易に決めてしまったのも事実です。

ところがこの「チャレンジ スタートナビ」が、思ったよりだいぶ小さかったのです。

画面サイズは実測でおおよそ横72mm × 縦54mmです。
お手元のスマホの画面の大きさを見ていただければ、このサイズ感がタッチペンで文字を書いたりする練習用としては小さいことがお分かりいただけると思います。
時々かなり画面に目を近づけている様子も見られるので、紙の「チャレンジ」を選択すること自体は問題なかったとしても、個人的にこの「チャレンジ スタートナビ」はあまり子供に与えるべきとは思いません。

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チャレンジ スタートナビについて

その「チャレンジ スタートナビ」ですが、画面が小さすぎることを除けば完成度の高い教材だとは思います。

長男は発達障害の特性によるものか、文字を読めるようになったのが異常に早く、3歳時点でひらがなカタカナの読みは完璧、6歳の現在は一度教えた漢字の読み方をすべて覚えていました。
ただ、その一方で書く方はひらがなもまだ苦手であり、加えて数の概念の理解もかなり弱いです。
そんな彼にとって、「何度文字を書き間違えてもワンタッチで書き間違いを消せる」、「根気よく数の数え方を教えてくれる」というこの教材は今までになく楽しいものだったようで、毎日のように書き順の練習やおはじき数えに取り組んでいます。

ちなみに電源は単3乾電池2本です。
(電池の種類が何か、という公式情報が検索しても全然出てこないのが腹立たしい)
長男は1ヶ月強で既に2回電池を交換しており、これはちょっと使いすぎであろうと思うので、時間制限をきっちり決める必要があると感じました。

あとタッチペンが非常に細く、握り具合が鉛筆と違いすぎるのも悪い点かな、と思いますが、それも画面が小さいのが悪い。

紙の教材について

紙の「チャレンジ」教材に関しては、クオリティは高いと思いますし、小学校で実際に使う教科書に対応した教材が届くというのは良いな、と思います。
また、自分の名前を練習するためのオリジナルの教材が届いたときは長男は大変喜んでいました。

悪い点としては、「これを音読し終わったらシールを貼ろう」みたいなのがあるんですが、長男の場合、目を離したすきに(読んでいないのに)全部シールを貼ってしまいました。
タブレット教材ならこういう部分も管理する機能があるのかもしれませんし、何より整理整頓ができない子供にとっては、テキストがかさばるのも大きなデメリットでしょう。
やっぱりチャレンジタッチにしとけばよかった気がする。

めざましコラショについて

付属品として、目覚まし時計のめざましコラショというのがあります。
(コラショ…進研ゼミ小学講座のキャラクター。ちなみにランドセルの妖精)

この目覚ましにはデジタル時計表示、時刻の音声読み上げ、そして朝だけでなく寝る時間を知らせるアラームなどの機能があります。
これらの機能は、既に時計が読める長男にとってはそこまで実用的なものではありませんが、目覚ましで起きる習慣がついたのは良かったと思っています。

ただこれ、操作を誤って目覚ましの時刻がリセットされると勝手に午前6時に鳴る初期設定に戻るのがイマイチです。
あと、デザインは定期的に変わるようなのですが、現行品は薄すぎて安定性が悪い(接地面の奥行きが3cmしかない)のも残念なポイントです。
結局、目覚まし時計はアナログの時計を使うことになり、めざましコラショはすぐに使うのをやめてしまいました。

総評

我が家の長男の場合、書店で売っているようなおけいこ教材と比べ、明らかに本人が意欲的かつ継続的に取り組んでおり、向き不向きはあるでしょうが基本的には完成度の高い教材だと感じました。
特に発達に遅れがある子供の場合、勉強についていけないことで大きく自己肯定感を損なう可能性が高いので、その芽を事前にある程度潰しておくことや、就学前の段階で多少のギミックに頼ってでも「勉強は楽しいことだ」と思わせておくことには大きなメリットがあると考えています。

ベネッセという会社自体は好きになれませんが、アフィリエイト広告の審査でハネられてもなおオススメしたいレベルのものはありますので、発達障害のお子さんがいらっしゃる方、一度検討してみる価値はあると思います。

【追記】
「チャレンジタッチ」に変更できました。

【発達障害】紙のチャレンジからタブレット学習のチャレンジタッチに変更
この春から小学生になる長男のためにベネッセの「チャレンジ」を申し込んでみたところ、タッチペン式のデジタル学習教材「チャレンジスタートナビ」が思ったよりかなり小さかったという話を以前書きました。 また、長男の発達障害特性を考えるに、紙のテキス...

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