【新版K式発達検査】5歳の長男と発達検査へ

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このブログでは、主に私自身の発達障害検査とその結果について書いてきました。
(関連記事はカテゴリー「私の発達障害検査の話」からお読みいただけます)
そして私の長男もまた、発達障害のグレーゾーン(広汎性発達障害 境界域)なのですが、今回、5歳になった長男の発達検査に初めて立ち会いました。

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新版K式発達検査

長男の発達検査は、3歳前、3歳半、4歳、そして今回の5歳と、これで4回目になります。
検査は平日に実施されるので、今までは妻に任せっきりになってしまっていました。
しかし、現在は私が主夫をやっているので、今回の検査では私が長男と一緒に自治体の保健センターに行ってきました。

受けた検査は、「新版K式発達検査」というもの。
乳幼児の発達検査としてはスタンダードな検査みたいですね。
発達の状態を全般的に観察することで、発達のバランスの崩れがないか、発達の全体像をとらえるという検査です。

検査は心理士さんが実施します。
私と長男は隣同士に座り、その向かいに心理士さんが座る形で検査を行いました。

内容としては、積み木を見本どおりに並べ替えたり、見本と同じように紐にビーズを通したり、心理士さんが言った5つの数字を覚えて復唱したり、体の部位や左右の区別といった質問に答えたり。
私が受けた発達障害検査であるWAIS-Ⅲの簡単バージョン、といった感じのものが多かったです。

【発達障害検査】1・2週目 WAIS-Ⅲ(知能検査、IQテスト)
32歳の冬、2018年1月の年明け早々のこと。 私は「大人の発達障害」の初回の検査に向かいました。 今回書くのは、全4回のうちの前半、1回目と2回目の検査についてです。

そして、結果としては、積み木やビーズ通しは意外なほどできました。
年齢相応にはやや足りず、心理士さんのサポートは必要なものの、しっかり見本を見て再現できており、最後まで集中力を切らさずにできていました。
また、数字を覚えて復唱するのは年齢相応以上にできているようで、全て正解していました。

一方、記号の中から見本と同じものを探すのは苦手。
「これ(見本)と同じ形はどれかな?」と聞かれて、何度も違うものを「これ!」と指差しており、完全に当てずっぽうで全く理解していないようでした。
また、「+」の形に線を引くというのも全くできず、「⊥」と「T」を組み合わせて書こうとする、ということも見られました。

これを見て私が改めて思ったのは、「やっぱり自分から遺伝したんだろうなあ」ということです。
私自身の検査結果と驚くほど傾向が似通っていたからです。

【発達障害検査】結果② WAIS-Ⅲ(下位検査項目)
前回に引き続き、発達障害検査の結果の説明を受けた記録です。

また、最後に身体的な面というか、ケンケンをするという検査等があったのですが、これが全然できませんでした。
以前から練習しているのですが、長男は、両足をそろえての普通のジャンプも上手くできません。
これは年齢からするとかなり低い数値になるようです。

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検査後の説明

検査終了後、今回の結果について説明を受けました。
できること・できないことのばらつきがかなり大きいとはいえ、以前と比較すると受け答えがしっかりしており、集中力も上がっていること。
アドバイスとしては、「迷路や字を書く練習を通して、手先の使い方や空間認知を鍛えていくのがいいのではないか」と言われました。

ここで、「父である私自身が実はASDグレーゾーンで、長男と似た傾向を持っている」と心理士さんに伝えたところ、こう言われました。
「私は一応専門家ですが、発達障害の子供が物事をどう感じるかは知識として知っているだけで、同じように理解することはできません。同じように理解してくれるお父さんがいることは、本人にとって非常に良いことだと思いますよ」と。
私は「グレーゾーン」という自分自身の検査結果に対し、「手帳が取得できるわけでもないし、あまり意味がなかったのでは?」と正直感じていたのですが、心理士さんのこの言葉で救われた気持ちになりました。

ただ、最後に失敗したなと思ったのは、自治体によるのかもしれませんが検査結果に関する数値とか説明の紙とかって何ももらえないんですね。
せめて検査の用紙だけでも写真に取らせてもらえばよかったと思っています。
次回はそれを忘れないようにしたいと思います。

【追記】
発達検査の結果を無事もらうことができました。↓

5歳長男の発達検査結果を入手。自分の発達障害検査と比較
少し前に、5歳になった長男の発達検査に同行し、臨床心理士さんに話を聞いてきたのですが、その際に「検査の結果を紙でもらうことができなかったのが残念だ」と書きました。 ところが、療育の個別支援計画を作ってもらう関係で、検査結果を提出する必要があ...

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