発達障害グレーゾーン長男、幼稚園と療育のバランス

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私の長男は「広汎性発達障害 境界域(グレーゾーン)」と診断され、週に1回児童発達支援(療育センター)に通っています。
それと並行して、幼稚園にも通園しています。
今回は、今年5歳になった長男の生活についてちょっと書いてみようと思います。

幼稚園での保育は午後6時まで預かってもらえるのですが、私はバイトの後、だいたい午後4時~5時ごろにお迎えに行くことが多いです。
次男も同じ幼稚園に通っていますので、送迎は2人まとめてやっています。
ただし、週に1回の療育通所のときだけ少しスケジュールが変わります。

朝9時に幼稚園に行くのは同じですが、午後2時の時点で長男だけをお迎えに。
そして、療育まで連れて行き、午後2時半から4時までの1時間半、療育指導を受けさせます。
5~6人で制作遊びやルールのある遊びを行う、いわゆる集団療育です。

で、この幼稚園と療育、もちろんいずれも現代の教育学に根ざした教育を実践しているところではあるのですが、教育方針が少し違います。

幼稚園の方は、モンテッソーリ教育を導入し、先進的な保育を実践しています。
色々なカリキュラムが用意されており、褒めて育てることに重点が置かれています。
「興味があることや得意なことを伸ばす」を重視している、という感じです。

一方、療育センターは「ダメなことはダメ」をパシッと伝える部分に重点が置かれています。
「集団生活で必要な要素を底上げする」ことが重視されているようです。

長男は最初は療育にあまり乗り気でなかったのですが、最近はどちらもまあまあ楽しんでいる様子です。
この幼稚園は地域で非常に人気があり、実際に良い園なのですが、長男の場合は幼稚園だけに通わせていたら、先生に甘えてしまって主体性のない子になってしまった可能性もあるのではないかと思っています。
また、私立幼稚園のため、加配の先生が個別についてくれることはないのですが、長男の場合は加配の先生がいつもそばにいる状態だと「誰かに頼りっぱなし」のような状況になりかねなかったので、これも結果的に良かったと思います。

聞いた話ですが、幼稚園と療育、どちらかの教育方針に感化されてしまうと、例えば「ここの療育は幼稚園とまったく逆のことを言っている!こんなところに来させたらダメだ!」という自己判断をしてしまい、療育通所をやめてしまう人もいるそうです。
実際のところ、私自身も自分の長男のために現在の環境がベストといえるのかは分かりません。
しかし、長い目で見てどのような環境が本人にとってよりベターか、という視点を常に持つようにしたいと思います。

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