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【コロナ禍の記録】2020年の幼稚園・小学校の運動会

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新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行を受けて、様々な行事が中止になったり、これまでと違う形で開催されたりと、文字通り生活様式は様変わりしました。
そう遠くないうちに「あれは大変だったね」と過去の話にできれば、と思っていますが、身近なところで実際にどんな感じだったかを記録に残しておこうとふと思いましたので、幼稚園年少と小学校1年生の息子の運動会についてこのブログで書いておきます。

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幼稚園の運動会

下の子が通う私立幼稚園は、去年まで上の子が通っていたのと同じ園です。
運動会は例年、市の公立体育館で屋内開催されていました。
いつも観客席(いわゆるスタンド席)がほとんど埋まる盛況ぶりで、また高齢のおじいちゃん・おばあちゃんのために、いわゆるアリーナ席に優先席が設置されていました。

一方、今年は市民体育館の利用条件に大きな制限がかかっていました。
アリーナ部分に観客席を設けることは禁止され、スタンド席も2m程度の間隔をあけて座れるよう、収容人数はかなり少なく制限されました。
結果として、児童1人につき参観できるのは2人までとされ、観客席におじいちゃんおばあちゃんの姿はほとんど見られませんでした。

そして、入れ替え制となったことも大きな特徴でした。
通常であれば年少組から年長組まで、半日かけて行われましたが、今回は第1部が年少組の男児と年中組、第2部が年少組の女児と年長組という、完全入れ替え制で実施されました(※年少と年長に兄弟姉妹がいるような場合はそのまま中にいてよい)。
3学年を2つに分けるのは難しいので、年少組が男女別々の開催になってしまったり、毎年高いクオリティで楽しませてくれる年長組のマーチングを第1部の保護者は見れない等、仕方ないとはいえ残念に感じた部分もありました。

マスクに関しては保護者は着用必須でしたが、競技中の児童はマスク不要という運用でした(それでいいと思います)。
そのほか、入場時の非接触検温や、最初の準備体操に年少児は観客席から参加する等、様々な工夫がありました。
先述の残念な部分はあったものの、1時間程度で運動会が終わってすぐ帰宅できる、というのは小さい幼児にとって非常に良いことなのでは?とも感じられました。

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小学校の運動会

上の子が通うのは、近所の公立小学校です。
1年目ということもあり、実際に小学校の運動会を見に行くのは初めてだったので、昨年との違いは詳細には分かりませんが、こちらもやはり2・3・5年生と1・4・6年生の入れ替え制となっており、それぞれ1時間強の開催時間でした。

小学校の運動会は校庭で行われます。
「生徒は自分の出番があるときだけ学校に来ればいい」というわけではないのですが、1・4・6年生は2・3・5年生の運動会を校庭ではなく教室から見るというスタイルだったようで、熱中症対策としてある意味正解だと思いました。
1年生の参加種目はかけっこと玉入れ(入場時にちょっとしたダンスあり)の2つで、発達障害の長男はいずれも上手に参加できており、安心しました。

例年の運動会との違いとしては、組体操がなくなったこと(結果オーライ)、そして応援合戦がなくなったことのようです。
応援団については、応援合戦の代わりに大きな団旗が披露されていました。

競技中の生徒はマスク不要、その他はマスク着用というのは幼稚園の方と同じ運用でした。
大きな声を出さないように拍手で応援しましょう、という点も定期的にアナウンスされていました。
そして、「来賓席」みたいな感じのテントは一切なく、保護者の場所取りも禁止、基本的に立ち見というスタイルでした。

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これはこれで悪くない

幼稚園・小学校いずれも例年とは大きく異なる運営で、事前準備等大変だったろうと思います。
とはいえ、それにもかかわらず大きなトラブルもなくスムーズに進んでいたのは、今回のようなやり方に一定程度の合理性があることの証左なのでは?とも感じました。
「ずっとこのスタイルでやるべきだ」とは全く思いませんし、「2mのバトンでリレーを行った」という冗談みたいなニュース(虚構新聞が書いた嘘記事が現実になってしまった)には笑ってしまいましたが、良い部分はコロナが落ち着いてからも教訓として残し、子どもたちに無用な負担がかからない行事運営が根付けばいいな、と感じた2020年の運動会でした。

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