【障害者雇用】実際に内定が出たときの面接対策・事前準備

私は昨年、発達障害(ASD)の診断により、精神障害者保健福祉手帳を取得しました。
そして障害者雇用専門の転職エージェントを中心に求職活動をし、先日どうにか内定をいただくことができました。

他の求職者の方にとって参考になるか分かりませんが、今回は私が面接を受けた際に実際にやった対策や、受け答えにおいて意識した点を記録として書き残してみます。
私は転職回数が多く、総務人事系の職務経験もあるので、採用する側の目線も含めて書ければと思います。

まず、当然ながら事前の面接対策が何よりも重要です。
過去の職歴、志望動機、仕事をするうえで意識していること等、一般就労の面接で定番の質問は障害者雇用でもよく聞かれるので、きっちり押さえておかなければなりません。

特に職歴については、職務経歴書を丸暗記するぐらいが安心です。
私は毎回、面接の前には必ず想定質問に対して「自分が実際に喋る話し言葉での原稿」を作成し、それがスラスラ出てくるまで練習しています。

例えば、はい。えー、私は過去に〇〇社に務めていたときに〇〇ということがあったんですけども、それについて〇〇というような対策をとりまして、初めての経験ではありましたがその担当業務を無事最後まで完了させることができました。以上ですという感じで、本当に自分の口から自然に出てくる表現で、本番を想定した文章の原稿を作ります。
最初の自己紹介挨拶から全部です。
私の場合、このような方法によって面接本番でも焦らずに受け答えができます。

加えて、障害者雇用特有のよくある質問として「どのような配慮があれば企業に求められるレベルのパフォーマンスができるか」を答えられるようにしておきます。
「自分がどう配慮してほしいか」ではなく、あくまで「仕事を一定以上の水準で進めるために、業務上必要な配慮は何か」です。
障害者雇用だからといって、会社に必要以上の負担を要求することになってはいけません。

採用する側が気にしているのは、「どのような配慮をすればこの人はしっかり働けるのか?」「どういう条件が整えば長期就労してくれるのか?」という点です。
言い換えれば、「その条件を満たせなければすぐに辞めてしまうのではないか?」という不安があるわけです。

それに対する応答として重要なのは、(言い方は悪いですが)「〇〇というような配慮が必要ではありますが、その配慮さえしてもらえれば私はそのへんの健常者よりよっぽどマシに働いてみせますよ」というアピールです。
その部分を面接でしっかり主張するのは、相性が悪い企業に入ってしまうことを防ぐ点でも重要なので、ミスマッチを防ぐためにもしっかり伝えるべきだと思います。
私の場合、「業務でやり取りする人数が少なく済むようにしてほしい」、「明確な業務指示がほしい」、「タスクの優先順位を明示してほしい」という点を希望しました。

その他、実際に聞かれた質問は以下のようなものでした。
・志望動機
・業務における得意・不得意
・過去の転職・退職理由
・現在の体調、服薬や通院の有無
・入社希望時期(いつごろ入社できるか)

これらも含めた質問と、それに対する回答を事前にシミュレーションし、どう答えるかをしっかり仕込んだ結果、無事内定が出ました。
実のところ、私は想定外の質問が飛んでくると数秒間は完全にフリーズしてしまうので、「なるべく多くの想定質問を事前にリストアップする」というのが勝因になったと思います。
発達障害の有無にかかわらず、この「事前に原稿を作成する」という手法が効く方は結構いるのではないか?と思っていますので、面接が苦手な方にはぜひ試してみていただければと思います。

なお、私は今回の転職活動において障害者雇用専門の転職エージェントを複数登録し、キャリアアドバイザーさんとの面談の中で面接対策をブラッシュアップすることができました。
職務経歴等によっては転職エージェントからの求人紹介を断られてしまう場合もありますが、やはり可能な方には転職エージェントの利用をおすすめしたいです。

【発達障害転職記②】障害者雇用向け転職エージェントの比較

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タグ:障害者雇用

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