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【就学相談】発達障害グレーゾーン長男の小学校入学に向けて

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私の長男は、広汎性発達障害の境界域(グレーゾーン)と診断され、幼稚園に通いながら療育や理学療法のリハビリに通っています。
現在は私立の幼稚園ですが、来年の春からは近所の公立小学校に通う予定です。
その進学に関し、先日、就学相談に行ってきました。

※自治体によって制度が異なる場合があります。
以下はあくまでも一例としてお読みください。

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就学相談までの経緯

長男の発達障害については、幼稚園の先生方の間で情報共有をしてくださっています。
そして今年の春先に幼稚園での面談にうかがった際、小学校への進学に関して、教育委員会が実施する就学相談について打診されました。

長男はグレーゾーンのため、療育手帳や障害者手帳を持ってはいませんが、手帳の有無とは関係なく、サポートの必要性に応じて相談が案内されるようです。
就学相談は夏に1回だけ実施されるとのことでしたので、申し込みに必要な申請書類一式をもらい、生育歴や診断書のコピー、発達検査の結果のコピー等とともに、幼稚園経由で提出しました。

通常6月中には相談の日程が決まることが多いようなのですが、長男の相談日はなかなか決まりませんでした。
発達障害と診断される児童が増えていることも原因かもしれません。
ともあれ先日、私と妻、長男本人の3人で、会場となった小学校に就学相談に行ってきました。

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当日の流れ

当日会場にいらっしゃったのは、以下の方々でした。
・入学予定の小学校の校長先生
・小学校の支援学級の先生
(就学相談の担当は市内の小学校で持ち回りとのことで、今回いらっしゃったのは別の小学校の先生)
・幼稚園の担任の先生
・相談のあいだ、子供の相手をしながら発達の様子を検査する方
・教育委員会の担当者の方、記録係の方など

今回の相談では、長男の様子を見ていただくとともに、私や妻、幼稚園の先生からの聞き取りによって長男の特性を把握し、小学校でどのように対応していくかという方向性を決めました。
長男はというと、「時間割だ!」「机にお名前が貼ってある!」と、会場となった教室内の様子に興味津々でキョロキョロウロウロ。
支援の先生は手馴れたもので、「アンテナがたくさん立って反応しっぱなしのタイプですねぇ~」とおっしゃっていました。

私たち夫婦は、いわゆる通級がいいのではないか、と以前から考えていました。
特別支援学級に所属しつつ、状況を見ながら基本的には普通学級で過ごすというものです。

市内の小学校では既に当たり前になっているようで、「しんどくなってきたら支援学級に行く」というぐらいのスタンスで学校生活が上手くいっている子もたくさんいるとのことです。
そして、数ヶ月から数年かけて、多くの児童が普通学級で一日を過ごせるようになるというお話でした。
今回の相談の結果、長男も基本的に通級の方向がいいのでは、ということになりました。

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感想

というわけで無事終了した今回の相談ですが、私個人としては思わず「いいなあ羨ましい」という感想が漏れてしまいました。
このブログの最初の頃に書いた私自身の経験談の記事で、色々と嫌な思い出について書きましたが、私が小学生の頃は、支援学級は知的な遅れがある児童のためのものでした。
当然、そこには今でいう発達障害児の逃げ場としての機能はなかったのです。

集団行動や他者とのコミュニケーションに日々ストレスを溜め込んでいた私は、休み時間のたびに一人でこっそりトイレや図書室に避難していました。
また、授業中には歩き回りたくてたまらないのをずっと我慢しており、そこから気をそらすために授業と関係ない教科書をずっと読んでいました。

長男が私と同じようなストレスを感じなくて済むなら、それはとてもありがたいことです。
まだ少し先の話ですが、実際に通い始めるまでに「小学校は楽しいところだ」というイメージを持たせてあげられたらベストだな、と思っています。

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